概要
ラッピングサポートver2020はラッピングサポートのバリエーション仕様として人工地盤上でも耐風性能が期待でき、施工が容易な「改良型ラッピングサポート」として開発された新型の樹木支柱です。
正四角錐をかたどった支柱が樹木を包み込むように(ラッピング)支持(サポート)することで、激しい暴風雨から樹木を守ることが出来ます。
【ラッピングサポートver2020の特徴】
・比重の軽い人工地盤で高い支持力を確認
・職人に依存しない従来型とほぼ同様の施工システム
・樹木の生長に合わせたバンドの調整が可能
※ラッピングサポートは清水建設株式会社(HPはこちら)が開発しており、工法特許も取得済みです。
※弊社は使用する金具の関係において開発に関わっています。
仕様
樹木のサイズ(樹高、目通り、枝張り)に適応した各種ラインナップ(A~Fタイプ)があります。
樹高(H) | 4.5 | 6.0 | 7.0 | 8.0 | 10.0 | 12.0 |
目通り(C) | 0.18~0.29 | 0.30~0.49 | 0.50~0.69 | 0.70~0.89 | 0.90~1.19 | 1.20~ |
枝張り(W) | 2.0 | 2.5 | 3.0 | 3.5 | 4.0 | 5.0 |
ラッピングサポート ver2020 | Aタイプ | Bタイプ | Cタイプ | Dタイプ | Eタイプ | Fタイプ |
A 支柱高 | 1.2 | 1.2 | 1.5 | 1.5 | 1.5 | 2.0 |
B 土被り高 | 0.6 | 0.6 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.5 |
C 土被り幅 | 1.0 | 1.6 | 2.2 | 2.5 | 3.0 | 4.0 |
D 上部支柱幅 | 0.45 | 0.6 | 0.8 | 0.8 | 1.0 | 1.1 |
E 支柱径 | 0.06 | 0.06 | 0.08 | 0.08 | 0.09 | 0.09 |
強度試験
支柱を樹木に直接接続できるため、従来のラッピングサポートと同等以上の強度が確認出来ました。
施工方法
- 植樹場所に所定の大きさの穴を掘り、大きい方の木枠を中に敷設します。
- 樹木を支える支持支柱の下端と木枠の隅角部とを揺動可能なクランプ金具で連結します。
- 敷設した木枠中央部に樹木を配置し、四方から支持支柱を樹木の幹に寄せて、支柱の上端と樹木の幹回りに予め配した小さい木枠とをクランプ金具で連結します。
- 穴を、土で埋め戻します。
写真
お気軽にお問い合わせください。0854-62-9700営業時間 9:00~17:00 [土日・祝日除く]
フォームでのお問い合わせ